Hermes Agentが密かに大改良、460の改善で手間いらず
Hermes v2026.9.24 アップデート:今回のバージョンで変わった点をわかりやすく解説します。
バージョン情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| バージョン | v0.21.5(タグ v2026.9.24) |
| リリース日 | 2026年9月24日 |
| リリース種別 | パッチリリース(安定版パッケージビルド) |
| ひとこと | v0.21.4以降にマージされた約460件の改善を、Dockerイメージ、Hermes Cloud、マネージドデプロイ向けの単一の安定版リリースにまとめたもの。 |
やさしい解説
半年分の作業を一度に手元に届ける「パッケージリリース」
このリリースは、机の上に散らばった部品を全部集めて、ひとつの頑丈な箱に詰め込むようなものです。前回の安定版以降、チームは460件の改善リクエストをマージし、475件のイシューをクローズし、約5,000ファイルに手を入れました。公式の説明では、より詳しい「ウォークスルー」は次のメジャーバージョンv0.22.0に取ってあるとのこと。でも、何かが欠けているわけではなく、安心して使える安定版を先に受け取れるだけのことです。
デスクトッププラグイン:スマホにアプリを入れる感覚
このリリースでは、デスクトップに完全な「プラグインツールキット」が静かに搭載されました。これからはプラグインのインストールはスマホにアプリを入れるのと同じ感覚です。インストールした瞬間から動き、それがもたらすツールやスキルは、開いているすべてのチャットウィンドウにすぐ表示されます。以前のMCPタブは、より直感的な「コネクター」ページに置き換わり、新しいプラグインの横には「今すぐ接続」ボタンが用意されています。設定を探すためにドキュメントを掘り回る必要はもうありません。
より親しみやすいオンボーディング、より広い言語サポート
Hermesを初めて開いたときのオンボーディングフローで、「コネクター」と「ディレクトリプラグイン」の両方がおすすめされるようになり、最初から何が使えるのかがわかります。デスクトップアプリにはフランス語、ドイツ語、スペイン語のインターフェースが完全対応し、さらに右から左へのテキスト方向設定も新しく追加されました。アラビア語などのユーザーにとって、見た目がずっと良くなります。
モデル選択の自由度アップ、音声操作もスムーズに
入力ボックスや設定から、カスタムモデルを直接手入力できるようになり、リスト内の選択肢に縛られなくなりました。モデルカタログにはGPT-6のSol/Terra/LunaやClaude Opus 5.5も追加されています。音声まわりでは、新しいファンクションキーとディクテーションショートカットが登場。キーボードから手を離さずに、話しかけるだけで操作できます。
マルチアカウント管理:それぞれの「ペルソナ」に専用スイッチを
複数のHermes設定を同時に管理している場合(たとえば仕事用と個人用)、ホストマルチプレクサー配下で個別に停止・起動・再起動できるようになり、gateway.standaloneを使えば設定を独立して動かせます。家にいくつかの家電があって、それぞれにスイッチがあり、お互いに干渉しないようなものです。
見やすくなったタスクボード、わかりやすいキュー表示
ボードインターフェースにはデザインの磨き上げが入りました。チケットのポップアップは2カラムレイアウトになり、タスクの説明はMarkdown形式に対応したので、書くのがよりわかりやすくなります。コマンドラインやターミナルインターフェースでは、現在実行中のゴールと、何がキューに入っているかのリアルタイム表示も見られるようになり、「小さなアシスタントが今何をしていて、後ろに何件並んでいるか」がいつでもわかります。
メッセージが「消える」ことがなくなり、バックグラウンドも高速化
Webhook経由で届いたメッセージは、対応するチャットセッションに同期的に表示されるようになりました。「バックエンドは受け取ったのにチャットに見えない」ということはもうありません。同時に、チームは設定の読み込み、ツール登録、ゲートウェイのメッセージ処理、モデル選択といった重要なパスに対して、長いリストのパフォーマンス最適化を行い、日常的な使用感がよりキビキビしました。
新しいパートナーが参加:Blender、NVIDIA、そして大量のコミュニティプラグイン
チームはBlender Lab連携に加え、NVIDIAアプリとBroadcastプラグインを追加しました。プラグインディレクトリにはコミュニティの作品もどんどん溢れていて、選択肢は増え続けています。
まとめ
一般ユーザーにとって、今回のアップデートの一番のポイントは:プラグインのインストールが簡単に、インターフェースが親しみやすく、マルチアカウント管理がより柔軟に、そしてバックグラウンドがより安定して速くなったということです。チームは詳しいウォークスルーを次のメジャーバージョンに取ってありますが、今受け取れるものはすでにパッケージ済みの安定版で、安心してアップグレードできます。更新するにはhermes updateを実行するか、インストールコマンドを再実行するだけです。DockerとHermes Cloudのユーザーは、nousresearch/hermes-agent:v2026.9.24イメージをプルするだけでOKです。
📎 公式リリースノート: https://github.com/NousResearch/hermes-agent/releases