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Hermes 実践ガイド · パート 158/9/2026

自動化ブループリント — 既製テンプレート

自動化ブループリント — 既製テンプレート — 公式ドキュメントに基づく分かりやすいガイド

オートメーションブループリント — すぐ使えるテンプレート集


これらのブループリントは、キッチンのレシピカードのようなものだと思ってください。ゼロから料理を発明する必要はありません。手順に従うだけで、夕食(この場合は自動化タスク)が完成します。

guide-automation-blueprints

オートメーションブループリントとは?

オートメーションブループリントとは、Hermes Agent に対して「何を」「いつ」「どこに結果を送るか」を指示する、あらかじめ書かれた命令セットのことです。まるで、眠らず、文句も言わず、あなたが選ぶどんな AI モデルでも動いてくれるバーチャルアシスタントを雇うようなものです。

一番の魅力は? プログラマーである必要はまったくありません。コピー&ペーストができれば、自動化できます。

自動化を起動する3つの方法

本題に入る前に、自動化を開始する方法を見てみましょう。

トリガータイプ 仕組み
スケジュール 設定した時間に実行(毎時、毎晩など) 毎朝8時に実行
GitHub イベント GitHub で何かが発生したときに発動 新しいプルリクエストが開かれた
API 呼び出し 別のサービスがエージェントにメッセージを送信 ウェブサイトのフォーム送信

これら3つの方法すべてで、結果を Telegram、Discord、Slack、メールに送信したり、GitHub にコメントを残したりすることもできます。

ブループリント #1: 毎晩のバックログトリアージ

問題: 朝起きたら新しい GitHub イシューが30件。どれが重要かさっぱりわからない。

解決策: このブループリントは毎晩午前2時に実行され、新しいイシューを仕分けして、わかりやすいダイジェストを送信します。

コマンドはこちら:

hermes cron create "0 2 * * *" \
  "You are a project manager triaging the NousResearch/hermes-agent GitHub repo.
  1. Run: gh issue list --repo NousResearch/hermes-agent --state open --json number,title,labels,author,createdAt --limit 30
  2. Identify issues opened in the last 24 hours
  3. For each new issue:
     - Suggest a priority label (P0-critical, P1-high, P2-medium, P3-low)
     - Suggest a category label (bug, feature, docs, security)
     - Write a one-line triage note
  4. Summarize: total open issues, new today, breakdown by priority
  Format as a clean digest. If no new issues, respond with [SILENT]." \
  --name "Nightly backlog triage" \
  --deliver telegram

この "0 2 * * *" の部分は、cron 形式で「毎日午前2時」を意味します。暗記する必要はありません。コピーして時間を調整するだけでOKです。

ブループリント #2: 自動 PR コードレビュー

問題: すべてのプルリクエストをレビューしたいけど、24時間365日オンラインでいることはできない。

解決策: このブループリントは新しい PR を監視し、自動的にレビューコメントを投稿します。

hermes webhook subscribe github-pr-review \
  --events "pull_request" \
  --prompt "Review this pull request:
  Repository: {repository.full_name}
  PR #{pull_request.number}: {pull_request.title}
  Author: {pull_request.user.login}
  Action: {action}
  Diff URL: {pull_request.diff_url}
  Fetch the diff with: curl -sL {pull_request.diff_url}
  Review for:
  - Security issues (injection, auth bypass, secrets in code)
  - Performance concerns (N+1 queries, unbounded loops, memory leaks)
  - Code quality (naming, du..."

{pull_request.title} のような部分は、穴埋めフィールドだと思ってください。Hermes が自動的に GitHub の実際のデータに置き換えます。

なぜこれらのブループリントが初心者に最適なのか

  1. コピペですぐ使える — すべての詳細を理解する必要はありません
  2. どんな AI モデルでも動作する — 特定のプロバイダーに縛られません
  3. エラーハンドリングが組み込まれている[SILENT] 応答により、新しいものが何もないときにスパム通知が送られません
  4. カスタマイズ可能 — リポジトリ名、配信方法、時間を変更できます

最初の一歩

小さく始めましょう。毎日行っている退屈で反復的なタスク(新しいイシューのチェックやレポートの要約など)を1つ選び、それに合うブループリントを見つけてください。ぴったり合うものがなければ、少しだけ修正してみましょう。

実用的なヒント: ブループリントを実行する前に、まず一度手動でテストしてみてください。スケジュール部分を除いたコマンドを実行し、出力が適切かどうかを確認してから、タイマーを追加しましょう。そうすれば、朝起きて困惑するメールが50通届いている、という事態を防げます。

自動化は、あなたを置き換えるためのものではありません。あなたの時間を取り戻すためのものです。Hermes に雑務を任せて、あなたは面白いことに集中しましょう。

📖 公式ドキュメント

この記事は Hermes Agent の公式ドキュメントに基づいています:公式ドキュメント › guides/automation-blueprints