セッションハートビート — 長時間タスクが生存し続ける
セッションハートビート — 長時間タスクが生存し続ける — 公式ドキュメントに基づくわかりやすいガイド
会話の中で、まるで優秀なアシスタントが、あなたの肩越しに覗き込むわけでもなく、でも時々こっそりと、頼まれたものを確認して、何か変化があった時だけ報告してくれる——そんなイメージをしてみてください。それが /heartbeat の日常です。AI が同じ会話の中で、スケジュールに従って自動的にタスクを「振り返る」ことを可能にします。
これは何?
/heartbeat は、現在のセッションに定期リマインダーを設定します。会話がアイドル状態で時間になると、AI が通常のユーザーメッセージと同じように、自分自身にメッセージを送信します。重要なのは、実行中のタスクを決して中断しないことです。あくまで「合間」に、通常のユーザーメッセージとして静かに挿入され、システム設定を変更することもありません。
Cron とは何が違うの?
/heartbeat |
hermes cron |
|
|---|---|---|
| コンテキスト | 現在の会話 — 全ての記憶と文脈を保持 | 毎回、新しく独立したセッション |
| 再起動後 | 状態はDBに保存され、後で再開 | 完全に永続化 |
| 数 | セッションごとに1つ | 無制限 |
| 最適な用途 | 「このトピックを見守る」 | 独立したタスク、定期レポート |
簡単な目安: リマインダーが会話の背景に依存するなら /heartbeat を。タスクが完全に独立しているなら cron を使いましょう。
基本コマンド
# ハートビートを設定(デプロイを10分ごとに確認)
/heartbeat every 10m Check the deployment and report meaningful changes
# 現在のステータスを表示
/heartbeat status
# 一時停止(削除はしない)
/heartbeat pause
# 再開(タイマーはリセットされ、すぐには発火しない)
/heartbeat resume
# 完全に削除
/heartbeat clear
/hb は便利なエイリアスです。対応している間隔は 90s、10m、2h、1d(最小60秒)です。
気の利いた小さな詳細
- アイドル時のみ発火 — AI が忙しい場合、ハートビートは静かに待機します。割り込みはしません。
- バックログなし — トリガーされずに数サイクル経過しても、送信されるメッセージは1つだけです。溜まりません。
- ユーザーメッセージが最優先 — あなたのメッセージは常にハートビートより優先されます。
- 無駄な作業なし — ハートビートメッセージには「変更がなければ簡潔に返信してください」という組み込みの指示が含まれています。偽のアクティビティを作る必要はありません。
実際の使用例
You: /heartbeat every 15m Check whether the CI run for PR #1234 finished; summarize the result when it does
♥ Heartbeat set (every 15m): check CI for PR #1234; summarize when done
[15分後、あなたは別のことで忙しい]
Hermes: [heartbeat triggered]
💻 gh pr checks 1234 (1.2s)
CI passed ✅ All tests green
まとめと実用的なアドバイス
/heartbeat は、会話のためのスマートアラームクロックのようなものです。文脈を記憶し、あなたのリズムを尊重し、重要な時だけそっと知らせてくれます。最も適したユースケースは「作業中に見守る」シナリオです。デプロイの待機、ログの異常監視、ディスカッションのフォローアップ追跡などに最適です。覚えておいてください:タスクが現在のチャットから完全に独立しているなら、cron の方が安全です。しかし、「このトピックに引き続き注目する」ことに関しては、ハートビートが完璧なパートナーになります。
📖 公式ドキュメント
この記事は Hermes Agent の公式ドキュメントに基づいています:公式ドキュメント › user-guide/features/heartbeat