成果物モード — 出力に集中する
成果物モード — 出力に集中する — 公式ドキュメントに基づくわかりやすいガイド
デリバリーモード — アウトプットに集中する
想像してみてください。テイクアウトを頼んだのに、レシピカード付きの生の食材の袋を受け取るのではなく、シェフが歩いてきて、湯気の立つ出来立ての料理を手渡してくれるとしたら? それが、Hermes Agentのデリバリーモードの背後にある考え方のすべてです。エージェントがファイル(チャート、PDF、スプレッドシート)を生成するとき、単に探しに行くためのファイルパスを渡すだけではありません。完成した料理を、チャットウィンドウで直接手渡してくれるのです。
実際にやること
Hermes Agentがチャットプラットフォーム(Slack、Discord、Telegramなど)で実行されると、生成するすべてのファイルが自動的にその返信に添付されます。例えば:
- チャート → 画像として直接表示
- PDFレポート → ダウンロード可能なファイルとして表示
- テーブル →
.xlsxファイルとしてアップロード
特別なことをする必要はありません。 エージェントは応答内で /tmp/q3-revenue.png のようなファイルの絶対パスに言及するだけで、ゲートウェイがそれを見つけ出し、抽出して、あなたに送信します。
3つのステップでわかる仕組み
-
エージェントがツールを使ってファイルを作成します。 例えば、
execute_codeを使ってmatplotlibのチャートを描画したり、docxスキルでWord文書を作成したり、xlsxスキルでスプレッドシートを、pdfスキルでレポートを作成したりします。 -
ゲートウェイが返信をスキャンしてファイルパスを探します。
/tmp/...や~/...で始まり、サポートされているファイル拡張子で終わるパスを探します。コードブロック内のパスは無視されるため、コード例はクリーンな状態を保てます。 -
ゲートウェイがファイルタイプごとに振り分けます:
- 画像 → チャットに直接埋め込み
- ビデオ → 再生用に埋め込み(プラットフォームが対応している場合)
- オーディオ → 音声またはオーディオ添付ファイルとして送信
- その他 → 通常のファイルとしてアップロード
対応ファイル形式
| カテゴリ | 例 | 送信方法 |
|---|---|---|
| 画像 | .png .jpg .gif .svg |
インライン表示 |
| ビデオ | .mp4 .mov .mkv |
埋め込み再生 |
| オーディオ | .mp3 .wav .m4a |
音声添付 |
| ドキュメント | .pdf .docx .txt .md |
ファイルアップロード |
| データ | .xlsx .csv .json |
ファイルアップロード |
| プレゼンテーション | .pptx .ppt |
ファイルアップロード |
| アーカイブ | .zip .rar .7z |
ファイルアップロード |
注記: .py や .log のようなソースファイルは自動送信されません。これは意図的なもので、コードファイルであなたをスパムするのを防ぎます。コードを共有したいですか? 代わりにコードブロックを使用してください。
エージェントにファイルを生成させる方法
エージェントはデフォルトでは自分からファイルを生成しません。後押ししてあげる必要があります。
方法1:会話の中で依頼する
「結果を比較するチャートを作って送って」 「データをCSVとしてエクスポートして」
方法2:プロジェクトレベルの設定を行う
プロジェクトの AGENTS.md、CLAUDE.md、または .cursorrules ファイルに設定を追加します。または、グローバル設定の ~/.hermes/SOUL.md にルールを追加します。さらに、~/.hermes/config.yaml で「ペルソナプリセット」を定義して、いつでも切り替えることもできます。
核となるメカニズムを一言で
エージェントはファイルを絶対パス(例:/tmp/q3-revenue.png)に保存し、そのパスを返信内のプレーンテキストで言及します。あとはゲートウェイが処理します。それだけです。
要約: デリバリーモードは、AIの役割を「ファイルがどこにあるかを伝える」ことから「ファイルを直接渡す」ことへと変えます。フォルダを探し回る必要はもうありません。実用的なヒント: 次にエージェントにデータ分析を頼むときは、「結果をチャートにして送って」とだけ言ってみてください。画像を生成して即座に届けてくれます。一度試したら、もう元には戻れなくなりますよ。
📖 公式ドキュメント
この記事は Hermes Agent の公式ドキュメントに基づいています:公式ドキュメント › user-guide/features/deliverable-mode